
広島県北部最東端の東城駅発行の乗車券です。
前回の備後庄原駅から高速経由で30分走ってもまだ庄原市です。
ここまで来ると、県境を越えた岡山県側との流動も大きくなると
言われています。
ただ、むしろ鉄道があまりに大回りなだけに使い道がないだけのような気もします。
ここへは市内の庄原から高速道路でも30分ほどかかりました。
この高速道路は、規格こそ厳しいけれども片側2車線の立派な道路です。
広島への高速バスは1日8本。鉄道の出番は「もうない」のが本音なのでしょうか。
実は、この町出身で鉄分の濃い後輩がいますが、彼も芸備線には見向きません。
道路の必要性なら、その彼から聞いたことがあります。「旧東城町どころか
庄原市にすら、すでに総合病院に産婦人科の看板は無く一番近いのが
三次中央病院。その他の科も似たようなもんだよ」と。
反対側に進んでも、岡山県新見市は2006年に救急告示病院が一度無くなった地域です。
救急車、線路は走れないけど高速道路は走れます。
東城駅(広島県庄原市)

中国バスの案内所を兼ねている、というかそちらが本業なのでしょう。
乗車券は、車発機によるものだけの発行になります。
ちなみに、一度無人化の後に簡易委託再開という歴史があります。
指定券の取次ぎ案内があったため聞いてみましたが、補充券の発行などではなく
新見駅で発行したものを取り次ぐ、本当の「取次販売」でした。
ながらくお待たせしました。今後も不定期での更新が続くかと思います。