2010年04月20日

近鉄の伊勢石橋と同様に、私鉄営業距離No2の東武でもローカル無人駅があります。
東武の場合、少し前の概念になる「東京近郊区間」は東武的には伊勢崎線が
館林、日光線が新栃木だったと言っていいかと思われます。
自動改札の全駅設置はこの2駅までとなっており、両駅の外側には
無人駅が多く存在します。乗車した印象でも、この両駅までは一般客
(女性比率がやや高い気がしますが)を良く見かけますが、この2駅
以北は学生がメインとなります。
あ、伊勢崎線の場合には外国人も良く見かけますが。
ちなみに、1990年代頭までは館林までが禁煙区間となっており、それより
北側は車内で喫煙可能でした。館林駅でその旨車内放送が流れ、向かいの
おっさんが東武8000系のロングシート車でタバコを吸い始めた光景は
小学生時代の記憶ながら今でも脳裏にこびり付いています。

東武のローカル無人駅の場合、駅周辺の商店などで乗車券発売をしている
ケースがかつては多く見られました。
足利市駅管内の伊勢崎線の場合だと県が現存しています。
県常備券.jpg
画像が県駅前の自転車預かり店で発行された乗車券になります。
多くの委託駅で見られる券種の揃え方と同様で、140、160、190円の
券種のみを取り扱っていました。
なおこの自転車預かり店は「東武鉄道乗車券販売所」の看板を出していません。
駅には自転車預かり店の地図があるため、地図通りに行ってみれば判る、
とは思います(2軒しかない家のうち線路寄りの1軒です)
ただ、私自身「受託やめちゃったのかな」と一瞬思ったことも確かです。

東武のこのような委託形態の駅は、2000年のパスネット導入とそれに
伴う乗降車駅証明書発行機の設置により縮小傾向にあります。
近隣の東武和泉や野州山辺などはすでに事実上委託を中止している模様です。
東武和泉の場合には、多客時に杉戸から応援要員が来て臨時改札を
結構頻繁に行っています。
パスネット時代、東武和泉での下車時に現金収受された上で、乗降車駅
証明書の裏面に「現金収受済み」と記入、係員の判子を捺されたことが
ありましたが、この扱いが正しかったのかが今でも疑問です。

県駅(栃木県足利市)
県2.jpg県3.jpg
乗降客数400名強は、東武伊勢崎線の中でも最少のものになります。
2枚目はホームから見た駅周辺、左側に学校が見えますが、この
栃木県立足利南高校がこの駅の存在意義そのものでしょう。
バブル期には、佐野市にあったような新都市計画を足利で進めようと
する話があり、その駅周辺をその区域にしようという話もありましたが
実現していればこの風景はどう変わっていただろうとは感じます。

駅舎内のオレンジ色のものが乗降車駅証明書発行機、青色のものは
簡易PASMO改札機になります。
posted by 常緑樹 at 20:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 私鉄ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。いつもは見ているだけの者です。記事中「日光線が館林」という記述がありますが、これは何かの誤り(恐らく新栃木)かと思われます。「堅守の揃え方」は「券種」の誤りです。初めてのくせに申し訳ないのですが、どうしても気になってしまったもので…。
Posted by 文山 at 2010年04月20日 21:34
>文山様
ご指摘ありがとうございます。
こっそり直しておきました。
Posted by 常緑樹 at 2010年04月21日 12:19
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