2010年06月25日

みどりの券売機プラス2(新幹線ビジネスきっぷ)

かつての東海道新幹線には「新幹線ビジネスきっぷ」なるものがありました。
それまで発売されていた、「ひかり」「こだま」専用の回数券
「新幹線エコノミーきっぷ」と、追加料金で「のぞみ」乗車が可能かつ
現在の「ぷらっとこだま」並みに東京駅丸の内口の改札すら通れなかった
「TEXきっぷ」を統廃合する形で1999年に登場したのが「新幹線ビジネスきっぷ」です。
「新幹線ビジネスきっぷ」自体は、特定都区市内対応の上で追加料金で
のぞみ乗車も可能なスグレモノでしたが、2003年の100系引退・のぞみ大増発
ダイヤ改正時を機に廃止されました。2001年よりエクスプレス予約が
既にスタートしており、こちらを中心とした体系への移行だったと言っても
過言ではないでしょう。

ところが、近畿地を中心に亡霊のように商品名が残っていることがあります。
検索サイトで「新幹線ビジネスきっぷ」と入れていただければわかるのですが、
近畿地方を中心に商工会議所のウェブサイトなどで、会員を対象として
「新幹線ビジネスきっぷ」の販売を行っている旨書いているサイト等が
今でも散見されます。
3月にホテル京阪京橋に宿泊した際にも、このような商品名をフロントで
見かけたため、今回の大阪行きに合わせて再度ここに宿泊・購入してみました。

のぞみ50.jpg
画像を見ていただければわかるように、「新幹線ビジネスきっぷ」ではなく
現行の「新幹線回数券20」でした。
新幹線回数券20は、新幹線ビジネスきっぷ廃止の2003年に新規に東京〜新大阪間に
設定された回数券になります。
「新幹線ビジネスきっぷ」廃止の最大の問題点は、これによって回数券類が
6枚つづりの「のぞみ指定席回数券」のみの設定になる区間が激増した点にありますが、
需要の多いこの2区間についてのみ20枚つづりのものが残りました。

ちなみに、料金体系ですが早特の類を除いて考えると、
2003年改正まで
正規料金:14720円(のぞみ)
     13750円(ひかり・こだま)
「新幹線ビジネスきっぷ」1枚あたり12160円(+のぞみ追加料金2350円)

現在
正規料金:14050円
EX-IC:13000円(特定都区市内なし)
E特急券(EX予約):13200円
「新幹線回数券20」1枚あたり13240円
「のぞみ指定席回数券」1枚あたり13750円

となっており、新幹線ビジネスきっぷ時代と比べると回数券類のメリットは
ほとんど無くなっているといっていいでしょう。

今回の回数券発行元は京阪交通社京橋支店のMR31でした。
指定を受けるにあたって、せっかくなら熱転写ということもあり、
また、甲南山手駅のは利用しましたが須磨駅のみどりの券売機プラスが
未使用だったこともあって山陽電車を須磨で下車して、徒歩でJR
須磨駅へ向かいました。
画像の通り、みどりの券売機プラスによるオペレータ対応では、
発行替え可能でした。
指のみ券のみを出すみどりの券売機との相違点ということになりそうです。

須磨駅と207系
207須磨.jpg
快速停車駅ということもあり、平日夕方の乗降客はそれなりにいる感じでした。
1996年新設の甲南山手へのこの機械設置はまだ理解できるのですが、
この駅への設置意図は(実験にせよ)なんだろうなという感じです。

個人的には、JR西日本にはアーバンでも時間帯無人駅が結構あるので
(隣の塩屋や阪和線鳳管理駅など)、このあたりに設置すればよさそうな
気がしています。
posted by 常緑樹 at 20:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 指定席券売機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あえて5時-23時駅にこの機械を入れることで、全時間帯においてどんな具合になるのか試しているのではないでしょうか。営業時間を短縮された駅=駅の売上があまりよろしくない駅に入れるのでは特に営業時間を短縮された時間帯では利用者が余りおらず良いデータにならないのかもしれません。
Posted by (4-タ) at 2010年06月27日 22:43
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