2011年08月31日

JR東日本パス

110718東日本パス.jpg
東日本大震災からしばらくの間、さすがに東北方面へ出かけるのは
しばらくの間自粛していました。
被災地の路線がどうなったのか、等で気になっていましたし、
大丈夫だったところは本当は行ってお金を落とすことにも意義が
あるとは思いながらも、物見遊山をしていいのかは悩むところでした。
復興が進む中で、「そろそろ行って来るか」というきっかけになったのは、
7月に東北六魂祭の実施という「呼び込み」を受けたことと、交通手段として
「東日本パス」が発表されたことの2点でしょうか。

5月、JR東日本2つの割引切符を発表しました。一つは、震災復興ボランティアを
主な対象とした(ただし条件なしで使用可能な)、盛岡・仙台〜東京が通常料金の
半額以下で乗車できる「やまびこ自由席片道きっぷ」。
もう一つが、6.7月の特定週にJR東日本およびつながりの深い3セク3社の
特急が1万円で1日乗り放題になるこの「東日本パス」でした。
私自身は、この2つの企画乗車券の設定はJR東日本によるCSR(企業の社会的責任)の
一環だと考えています。合言葉の「つなげよう、日本」を自ら実践した姿勢には
頭が下がるばかりです。社長が仙台出身だったのも大きかった気がします。

この「東日本パス」の最終日に当たる7月18日に、震災後初めて宮城県へ行って来ました。
行先は石巻です。かつて大学生の頃に親友と訪問したことがあったこと、7/16から
仙石線の矢本〜石巻間が「気動車で」再開したこと、百貨店を転用した石巻市役所の
建物を以前より見てみたかったなどでしょうか。

松島海岸まで、ほぼ通常通りの姿になった快速列車で進みます。
ご存じのとおり、高城町〜矢本間は今も代行バスとなっており、大きく被災し
復旧路線ルートの移転も検討されている東松島市内を通過しています。
被災地にカメラを向ける気にはならなかったのでただ眺めるだけでしたが、
波打つ路面を走るバスの車窓からは、線路が失われて草だらけの東名駅、
駅舎がぐしゃぐしゃになった野蒜駅とその駅前、その先で放置されている205系
等を目にしながら鳴瀬川を渡り、矢本駅へと到着しました。

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矢本駅では、同業者が何名か。電車路線として開業した仙石線で気動車が
普通列車として運用されるのを見たかったヲタは、私以外にもいたようでした。

110718石巻駅.jpg
石巻駅構内には、ここで被災した205系M7編成。このまま廃車になるんでしょうか。

石巻の市内を2時間ほど歩いた後、高速バスで仙台へ戻りました。
時間的都合もありましたが、痛々しかった野蒜駅周辺をもう一度
通る気があまりしなかったのも理由でしょうか。

頑張ってね、東北。
秋田へは比較的いく機会があるので、今後も行き帰り等に寄り道をしながら
太平洋側の復興を見届けていきたいな、と思います。
posted by 常緑樹 at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 指定席券売機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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